理容

 　明後日のイベント？の為の書類を作りに会社へ行くつもりでいたが、気乗りせず

　　思い立って、入社時から行っている馴染みの床屋さんへ行くことにする。

「最近、一寸少なくなりましたね」と主人がのたまう。

　　　　　　　（そんなことは言われなくとも、大きな鏡で見えているわい）

「そう言えば、会社のＡさんも薄くなりましたね」

　　　　　　　（Ａさんの話がでて、一寸、安心する）

　　うるさい位に、よくしゃべる、ご主人の話を聞きながらの１時間を終え、

　　ちっとは、男前になったなーと思いながら（誰も言ってくれない）帰ると、朝のテニスから

　　戻っていて、

「床屋さんへ、行っていたの～、量が減った分、料金割り引いて貰ったら～」

　　　　　　　（ふん、こっちは割引なら、そっちの化粧品代は年々、割高になるわい）